芋焼酎の銘柄で有名になったことばだが、意味は文字通り、
「晴れた日は耕し、雨の日は読書する」ということだ。
雨の日まであくせく働かず、本でも読んで穏やかに暮らしましょう、
と悠々自適な生活を勧めていることばだといえる。
TVのニュースを観ていたらこんな場面に出くわした。
どこかのスーパー銭湯でお客さんにインタビューしたらしいが、
仕事が少なくなった男性の方が以前と生活と変わったことはという
質問に、「本を読むようになった」と答えていた。
すべきことがなくて、時間ができたときに何をするかで、
大げさに言ったら、そのひとの人生観が出るような気がする。
時間を忘れるほどのこと、それが好きなことなら持続性が高まる。
読書なら、教養がつく、現実から離れることができるというおまけがある。
自分の考え方に変化が生じ、行動まで変わるという可能性もある。
という意味で、仕事がないときに読書というのはとてもいい行動だと思う。
うちにも急に仕事をなくした家族がいるが、もともとの読書好きに
拍車がかかっている。
静かにしていることはいいことだが、本に夢中になるあまり、
就寝時間が遅くなったりするので、私のペースにまで影響を与えているのが、
玉に瑕だろうか。
休日に時間がある私がすることいえば、ブログがらみでパソコンに向かう
ということになるが、パソコンが空いているとは限らないので、
読みたい本があるとちょうどいいと、読みたい本がないときほどそう思う。