私は人生は時間の使い方だと思っている。
デス・ノートの悪魔の目を持つ知り合いがいたら、
私の死ぬ日を聞いてみたいものだと思う。
でも、そういうことはかなわないので、
日々をいつものようにただ過ごしているだけでも
大事にしたいと思っている。
日本は長寿国なので、ひとは80歳くらいまで
生きるものと考えて暮らしているだろうか。
となると、定年後、約20年の暮らしがある。
『お父さん!これが定年後の落とし穴』を読んだ。
(大宮知信著、講談社刊)
定年後の暮らしとして巷で話題にあがる
「資産の増やし方」「田舎暮らし」「定年起業」などが
決して安易に実現できるものではなく、
思い描いていたものとは違う結果になることがあるのを
実例を踏まえて紹介している本だ。
もし、私が定年後、健康だったとして、どんな生活を送るか。
時間の使い方を考える上で参考になるかと思って読んだ。
仕事中心の生活をしたために、それがなくなったことで
「退屈地獄」に陥らないよう著者は忠告する。
その通りだと思う。
わが身をふり返ると、仕事を取ると、時間をかけているのは、
ブログをはじめとしてのネットと日本酒を楽しむことだろうか。
それらも中途半端にやっている部分もあるので
それに時間をかけられるとうれしかろう。
あとは、カミさんとお金か…。
基本は一日一生。
お父さん! これが定年後の落とし穴 (The New Fifties)
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