自分が長生きできるものではないとある程度思っている
私にとって、老後のための投資というものは縁遠いものだった。
それが会社が「確定拠出年金」という制度を採用したせいで、
退職金の運用ということをせねばならないことになった。
だから、とりあえず、60歳そこそこではくたばらない前提で、
パチンコに使う位のお金を投資することにした。
その時に、雑誌で読んだ記事で知ったのが、
「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」というブログだった。
運営している水瀬氏は私よりお若いが将来を見据えて、
資産運用をされている。
ブログでの記事の扱いや文章を読んでの印象が
とても誠実に感じられ、今も愛読している。
その水瀬氏が経済評論家の山崎元氏と共著で本を出された。
『ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド』
(山崎元・水瀬ケンイチ著、朝日新書)
副題にある通り、インデックス投信運用について、理論を山崎氏が、
実践を水瀬氏がわかりやすく解説している本である。
新書レベルとしてはインデックス投信に関して網羅した内容で、
おそらく、私はこれから度々この本を手にとるだろう。
年越しもあったので、「ほったらかし」の自分の運用を確認してみた。
今年は「リバランス」をまじめに考えないといけないと思っている。
投資は賭け事ではないと思っているので、取れるリスクを考えながら、
こつこつ積み立て「ほったらかし」ていこうと思う。
資産運用を考えたことがなかったが気になっているという方には
おすすめの1冊である。
ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)
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