復興担当大臣が暴言を吐いたことから、9日間で辞任するという事態が起こった。
どういうことがあっても1日も早い復興を願っている。
ところで、どうしてマスコミは政治のドタバタを強調する報道ばかりするのだろうか。
政治家もどうしてそんなところの取材をさせるのだろう。
今回の騒動では、大臣が知事を叱責する場面や後任人事で何人かに断られた結果、ようやく決まった事情などが、強調されて伝えられている。
私は見ていて不愉快になった。
復興に関して、尽力なさっている政治家はいないのだろうか。
今度の大臣に期待できることはないのだろうか。
悪い話ばかりが続くと、そういうものとしてしか捉えられなくなってしまわないだろうか。
大臣が知事に会うところではなく、どうすることにしたということに注目される報道が増えてほしいものだと思う。
ところで、電力の日々の利用率をあれだけ報道する必要があるのだろうか。
福島の原発がどう収束に向かっているのかが、一般人が知り得ず、知りたいと思うことなので、話題が地味でもきっちり報道してほしいと私は思う。
現在の危機的状況がどう回避されようとしているか、そこでの明るい見通しが見えて、人びとは復興や節電に前向きに取り組めるものだと思う。
その見通しをマスコミが伝えることが出てくることを願っている。