森本アナの事件からの連想のような話題です。
電車の中で10分もだれも気づかず胸を触る事はできないのではということが冤罪説の理由の一つに上がっていました。
それに関連して、痴漢をしていたひとを拘束したことがあるひとが痴漢しているかどうかを判断するのは難しいといった内容のことをネットであげておられました。
世の中には、電車内を模した部屋での痴漢プレイができる風俗店があったりするようなので、他人の事を気にしなければ、車内でそれなりの時間、痴漢行為をするひとがいてもおかしくないのかもしれません。
ところで、痴漢行為ではなく、これが恋人同士としたらありえるのかというのが私の連想です。
横浜で、この1週間で2つの場面にでくわしました。
ひとつは、ショッピングモールを昼間歩いていたら、突然、向かいから歩いてくるカップルが普通にキスをしたこと。
もうひとつは、これも昼間に横浜線の車内で、座っている男性が少し股を開いていて、その間にすっぽりと収まる形で女性が立っているカップル。
こちらは男性が女性のコートのボタンを外したりしていたので、斜め向かいで座っていて、何をするのかと心の中で驚いておりました。
日本人の欧米化はギャグがすっかり過去のものになっているようにかなり浸透しているでしょう。
こういうスキンシップも欧米化で開けっぴろげになったのかもしれません。
が、どうして人前でそういうことをするのかは、私にはなかなか腑に落ちません。
他人に見せびらかすものではないのではないかと思うのですが…。
二人だけの空間と時間だけでは満足できず、いつでも、そうしたいときにそうしようという感じになっているということでしょうか。
恋愛は相手との一体感を求めます。
なので、肉体的接触はその一体感を強く持てる事もあり、カップルはそうしたくなるものだと思います。
でも、人前では日本人の場合、手をつないだりする程度が一般的と私は思っておりました。
人目をはばからず、強い感情で今どきのカップルは恋をしているのでしょうか。
恋愛の形態は時代や社会環境の変化で変わっていくものなのであることを感じる機会になりました。
普遍的な恋愛論は限定的にしか語れないものなのかと思ったりしました。