たまたまある出来事があって、
昔、一緒に働いていた仲間で飲もうということになった。
そのセッティングをしたのはあのひとだった。
当時、上司だったひとを含めて、5人の会だった。
約20年振りにあった女性はそのことを忘れさせるほど以前のままだった。
会の雰囲気は程良く同窓会のようなものだった。
一番変わっていたのはあのひとだった。
しっかり年を重ね、人生を経験したひとになっていた。
気が利くところは変わってなく、私に花を用意してくれた。
ただ、かけられた言葉は時の流れを感じずにはおれないものだった。
まあ、そういうものなのだろう。