東京都練馬区の区立大泉第一小学校前で1年生の男児3人が男に切り付けられた事件があった。
身を挺して子どもたちを守った方が評判になっているが、今後のことが気にかかる。
学校では、臨時の保護者会を開き、事件の概要や今後の対策について説明した。児童は保護者や教職員らとともに集団下校した。警視庁は学校周辺や通学路の警戒活動を強化している。
練馬区教育委員会によると、保護者会では主に、児童の心のケアや登下校の対策について説明があった。心のケアについては、従来は週に1回、1人が派遣されていたスクールカウンセラーを数人に増員するという。
スクールカウンセラーはそんなにたくさんいるのだろうか?
にわかカウンセラーが精一杯対応しているのではないかと穿った見方をしてしまう。
たとえ皆が正規のスクールカウンセラーだとしても、経験した事件をなかったことにはできないだろう。
やはり、事件を防ぐことがなされないといけないのだろう。
実際、今回の事件の補助員のかたも、こういったことへの予防を兼ねていたそうだ。
ただ大人がいるのではだめなら、もはや、学校前には警備員が常駐させるしかないのだろうか。
弱者がゆえに子どもが狙われているならば、大人が守るしかない。
子どもを隔離しすぎると社会性を育てることが滞る。
こういったところにも子育てが難しくなっていることを感じる。