私は月を見るのが好きだ。
季節も時間帯も問わず、月を見るのが好きだ。
中秋の名月ももちろん、見えるかどうか毎年その日には空を探す。
中島みゆきさんの月イチのオールナイトニッポンで「月迎え」というアルバム「心守歌」に収録されている曲が流されたそうだ。
月を迎えに出かけませんか
部屋を抜けておいでなさい
月は意外と今の季節にとても近くに降りてくる
何かが足元をすり抜けて走る
生き物が足元くすぐって逃げる
見覚えがあるでしょう 自分の影だもの
「月は意外と今の季節にとても近くに降りてくる」というのは同感である。
空が澄んでいるからなのか、月明かりがまばゆいほどだからかなんて理由はどうでもいい。
確かに月は近くに降りて来ているのだ。
そして、今夜も私は月を探す。