教室に通う子どもたちが宿題のできなかった理由に、
何らかの事情で「時間がなかった」からということがある。
学校の宿題は昔ほど出ないものの、出るときはでるし、
友だちとも遊ぶだろうし、
習い事やスポーツに通うこともあるだろうから、
子どもが忙しくなっているともいえるだろう。
とはいえ、忙しそうなのに宿題をちゃんとしてくる子もいる。
何が違うのか。時間の使い方に他ならない。
自分のスケジュールを理解して、時間の融通をつけている、
そういう子どももいるのだ。
生活習慣がきっとしっかりしているのだろうと思う。
大人も同様。
「急ぎの仕事は忙しいひとに頼め」という言葉がある(と思う)。
時間がある人に頼むとどこかのんびりしてしまう懸念がある。
時間管理がしっかりしているひとは仕事の管理もしっかりしている。
さて、時間が余っているときにどう過ごすかはこれとは別の話。
忙しかった後、ちょっと時間ができた時なにをするか、
案外ボーとしてしまうということがある。
趣味があるひとはここぞとそれに没頭するのだろう。
「自分の時間」の使い方までしっかりもってこそ、
時間を上手に使っているといえるのだろう。
久しぶりに休日をのんびり過ごす自分への反省。