30日の朝刊トップ記事になっていた。
全国体力テストは6年前から実施していて、新聞記事は今年の結果を伝えるものだ。
幼児期に体を動かす遊びをしていた子どもは、体力や運動能力が高い傾向がわかったという。
また、記事では都道府県別の順位を一覧表にしていて、1位は6回連続で福井県だった。
私に縁のある大阪、神奈川、北海道はともに下位であった。
体力を学力と同様にテストし、都道府県別の順位を出すことにどんな意味があるのだろう。
外で活動する量やテスト内容に近い運動の経験で差が出るというならば、北海道は最初から1位になれる環境とは思えない。
また、学力だけでなく、体力についても学校教育がその向上の第一の任を担わなければならないとは思えない。
福井県ではスポーツ少年団が一役買っているようだ。
勉強ばっかり、運動ばっかりと偏ってはいけないので、テストそのものは必要なのかもしれないが、順位付けに注目が集中せず、各地の地理的条件などを考慮した取り組みに目が向けられるきっかけになればと思う。