前にも書いたが、5月の下旬、ほぼ2年振りにカミさんが北海道に来た。
前回は遅ればせの銀婚式記念で道南の温泉宿でのんびりした。
今回はどうするか。
まだ、北海道で寿司を食べていなかったので、最初の夜は、時計台そばの寿司屋で食事、思ったより満腹になる。
そして、温泉でのんびりしたいということで、ネットで調べて、女性の評判の高いリゾートホテルに翌日向かった。
そこは登別から行くので、クマ牧場を見学してから、ホテルの送迎を待つ。
「心のリゾート 海の別邸 ふる川」
テレビはなく、ガスでよく見えない海をのんびり眺めながら、飛ぶカモメを目で追い、夫婦で初めて岩盤浴に入ったり、看板犬に癒されたり、当然、海を見ながら温泉に浸かった。
ここで、楽しみだったのは食事。
夕食では一度食べたかった白老牛のステーキはじめ、新鮮な食材を堪能した。
朝食は和定食だったが、名物のたらこから卵など素材は地元のものが並ぶ。
食事の前後にもお楽しみがある。
夕食前には食前酒と蒸し野菜、夕食後はホットワイン、別の宿泊者の方からお裾分けでお祝いのケーキもいただき、朝食前後にもフルーツやヨーグルトが供された。
これだけ食べてのんびりしても、温泉に3回浸かったりもしたから、お腹パンパンでもなく、太りもしなかった。
建物から出て、ボンヤリしたり、ハンモックで寝てみたり、夜風があるなか足湯に入ったりとホテルにしかいなかった割にはうろうろした。
リゾートホテルというのは、そういうふうに時間を過ごすものなのだろう。
退屈せずにゆったりとした。
次の日は、水族館に行き、ライラック祭りを眺めて、国産ワインを応援するワインバーで、北海道ワインを楽しみ、その次の日は余市に出掛けて、マッサン効果を実感した。
北海道は車がないと移動にかなり時間がかかるので、日帰り旅行は少しくたびれる。
次があるかわからないが、その時は二泊でゆっくり移動する旅行をプランしてもいいかなと思う。