11月になったので、中島みゆきさんの楽曲で11月にまつわるものがないかと探してみたが見つからず。
それならば、11月に出されたものといっても最近ではないものに何かないかと「研究所」を彷徨った。
そしたら、以前あった『鳩よ!』という雑誌の1991年11月号がみゆきさん特集号だった。
みゆきさんはそこに詩を3編寄せていた。
そのうちのひとつが「夜の海が歩いています」だ。
ネットで探してみたら、それらしきものがあった。
「夜の海が歩いています」
夜の海が歩いています
扉の外を歩いています
私は食事をしています
海が明かりを嫌うので
真っ暗な中で手探りで
キャベツをかじります
海は歩き続けています
目が覚めると平原の家
朝のポーチには時どき
うろこが落ちています
まさに、詩である。
これを載せていたブログの管理人さんも書いていたが、難解だ。
みゆきさんらしさは感じるが、ここで伝えたいことがわからない。
つまり、みゆきさんは詩を詞にするためにいろいろ言葉を紡いでいるのだろう。
そんなことに思いを巡らす11月のスタートであった。
みゆきさんの今年11月の話題が上がっています。