小さな町から大きな話題になった大磯町の学校給食問題の続報があった。
神奈川県大磯町のデリバリー弁当方式中学校給食が生徒から不評で、異物混入も相次いだ問題で、大磯町は委託業者との契約を解除する方針を決めたという。
解除しない方針を町が示していたが、報道により世間から大きく問題視されたことが影響したのだろう。
大磯町の小学校給食は自校調理方式で、中学校での給食についても同様のことになることを期待して保護者は賛成していたのではないだろうか。
それが早期実施を優先し、初期費用がかからないデリバリー弁当方式にしたものだから、不評で異物混入が起こったことで大問題に発展した。
大磯町は中郡大磯町で、中郡にはもう一つ二宮町がある。
二宮町には学校給食センターが1972年にでき、翌年から中学校も完全給食にしている。
唯一の隣町がどうなのかは意識するものだろう。
そういったことに関するネット記事も目にする。町長への疑惑まであり、行政問題に及ぼうとしている。
今回の業者との契約解除を機に二宮町の取り組みを参考にして、弁当でない方式の採用の検討がなされたらと思う。