日曜日仕事を済ませて、そそくさと茅ヶ崎にでかける。
先だって、「ちょっと変わった古酒の会」でお世話になった
「ちがさき粋酔会」が1周年記念で開催される蔵元を招いての会に
参加するためだ。
仕事で使うことがある市民文化会館が会場。
10蔵のお酒が揃っていた。
今回は全てお燗で楽しめたのがまずはよかったこと。
サンシンさんが来られていたからだろうか。
こじんまりしている良さだと思う。
遅刻して行ったので、あわてないようにしながらお酒を味わう。
今回のお気に入りは、
磯蔵酒造(茨城県):「稲里」という銘柄。ほとんど県内で消費
されていて、東京でもあまりお目にかかれない様子。
五百万石の大吟はお米の味がしっかりあって綺麗な味わい。
大吟醸だけど「食中酒」にぴったり。
寺田本家(千葉県):「五人娘」「香取」という銘柄。「百薬の長」
としてのお酒造りが徹底されている。糠の感じが残っているが
素朴でやさしい味わいがありお燗で飽きがこない。
今回、仕事があっても参加したのはこの2つが最初からお目当て
にあったから。
ともに期待以上の出会いで満足。私には珍しく突っ込んだお話も
できて、このくらいの規模の会も落ち着いていいものだと感じた。
残ったお酒がオークションされ、「香取」を競り落とす。
しばらく楽しみが残ってうれしい。