少し前のこと、本社にひとりで行く用事があり夕方に業務終了。
6時までにお店には着きそうなので、飲みに行くことにした。
そのお店は錦糸町にある「井のなか」。
日本酒好きには有名なお店だ。
店内はコの字のカウンターとテーブル席が4つほど。
さすがに6時前なので口開けの客になってしまった。
さすがに初めてのお店で客ひとりという状況は落ち着かない。
でも、連れがいるわけでもなく、帰るのに1時間半はかかるから
のんびりもできない。
料理長のイラストが隅に描かれている本日のおすすめメニューから
つまみを選び、お酒は日本酒と決めて注文する。
お料理は全部おいしかった。薩摩シャモロックのレバ刺しと水ナスの
蒸し物、豚とトマトの炒め物、次に訪れても食べたいものばかり。
お酒は、春鶯囀、扶桑鶴、竹鶴という順にいただく。
冷酒、ぬる燗、熱燗といろんな温度を楽しむこともできた。
扶桑鶴の仕込み水が甘くて柔らかくておいしかったのは発見だった。
堪能した。
井のなかの蛙にはいつなってもいい。そんなお店だった。
ごちそうさまでした。
(今日の落とし言)
夏休み明けなのに例年より気忙しい。
今日もこれから仕事。
夕方からお楽しみを入れようとしているのでいいものの
なんとなく気が乗らない。