この曲は、「3年B組金八先生」で、加藤と松浦いう生徒が
学校の放送室に立てこもった後、警察に捕まっていくシーンで、
とても強烈な印象を与えるBGMとして使われた。
シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく
変わらない夢を 流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を
見たがる者たちと 戦うため
この光景が実際に何を指すかはそれこそ「時の流れ」が違うので
今とは異なるものだろう。
「変わらない夢」をどう見るのか?
世の中はいつも 変わっているから
頑固者だけが悲しい思いをする
頑固者は変わらない夢を流れる求めるひとだろうか。
教師が世の中側に立っていいのか。
加藤と松浦が放ったシュプレヒコールの波を無理やりに止めた。
それではいけないから、あのシーンの反響が大きかったはずだ。
中島みゆきは、今この世の中とどう向き合っているのだろうか。
「見知った」後、どうしようと歌うだろうか。
やはり、戦うしかないのだろうか。
今、巷は意味があるように見えない戦いが伝えられている。
(あることに憤りを感じながらも何もできない自分だけれど、
くそったれっと思うときに叫ぶ歌)