2023年11月7日にとっても嬉しい出来事がふたつあった。
次の日、8日にとても悲しい知らせが急に飛び込んだ。
今月で私は60歳を迎え、会社では定年になる。
自分の人生で一番まとめていろんなことに直面している。
ということで、ここへの記事はあげられずにいる。
映画館で聴けないでいる。
9月に予定していた日に行けなかった。
10月になって行こうと思っていた劇場の上映時間が私の来場を拒むものになっていた。
気がついたら、その劇場での上映は終わっていた。
アリスとテレスのまぼろし工場を観るためだけに外出するゆとりがなかった。
10月になっても観に行けずにいたら、上映館がほとんどなくなっていた。
興行収入が10月9日までで2.4億円というのを見たがあまり良くない結果のようだ。
果たして、私は劇場で「心音」を聴くことができるだろうか。
11月になり、とうとう上映館自体がなくなったようだ。
劇場で心音を聴くことはかなわなかった。
このまま観ることもないだろうか。
円盤化の情報などはまだないようだ。
この5年、9月頭前後に博多出張があった。
来年はどうなるだろうか。
ないかもしれないと思い、食べはしなかったが一蘭の本店でお土産を買い、酒一番という昭和からある居酒屋に飲みに行った。
お連れした方にも古き良きものとして寛いでいただけたのでよかった。
写真は撮らなかったが、田中六五などの福岡の地酒を飲んだ。
今回はここでしか日本酒を飲まなかったが、きっちり飲んだので満足。
帰りに飛行場でラーメンを食べた。
新千歳もそうだが、空港での食事は値段が高い感じがしてしまう。
博多出張で毎回ラーメンを食べてはなかったので、今回は夕食をラーメンにした。
東京では食べられないお店だろうか。
なんて思いながら食べた。
警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 網走サンカヨウ殺人事件(鳴神響一著、徳間文庫)を読了。
駅ナカの本屋で、「エキナカ本屋大賞」のエントリー本が並べられているのを見かけた。
読んだことがない作家さんということと北海道が舞台ということでこの本を選んだ。
全国都道府県警の問題点を探れ。警察庁長官官房審議官直属の「地方特別調査官」を拝命した朝倉真冬は、旅行系ルポライターと偽り網走に飛んだ。調査するのは、網走中央署捜査本部の不正疑惑。一年前に起きた女性写真家殺人事件に関し不審な点が見られるという。取材を装いながら組織の闇に近づいていく真冬だったがー。警察小説の旗手によるまったく新しい「旅情ミステリー」の誕生!
あっさりしたミステリーだった。
凝ったトリックや推理劇ではなく、昭和の人間の喩えだが「土曜ワイド劇場」を1本観たような感じだった。
「エキナカ本屋大賞」ではどのような結果になるだろうか。
楽天ブックスの本の紹介ページに飛びます。