麻生総理が何かとその発言で指摘を受けている。
その中で、スピーチでの漢字の読み間違いというのがある。
確かに読み間違いはいただけない。
事前に確認してはどうかと思う。
だが、首相はまんがが好きだから漢字もろくに読めない、
といった批判の仕方をするのはいかがなものか。
まんがと文字だけの本をその形態だけで優劣をつけるというのは
安易ではないか。
文字の本でも簡単なものもあれば、まんがとはいえ読むのが
難しいものもある。
首相のせいでまんががとんだとばっちりをうけた格好ではないか。
まんがばかり読むから漢字を読み間違えると思うようなひとは
まんがを読まないのだろうか。
まんがを読むひとより活字の本を読むのだろうか。
どちらもそんなことがないのではないだろうか。
たとえ活字の本を多読するひとであっても漢字の誤読は
するものである。
不用意な発言はともかく、何日も前の漢字の誤読をいつまでも
話題にされるというのも気の毒だと思う。
それにしても、レッテルを張られるのは恐ろしいものだ。
麻生首相は漢字を読み間違えるというレッテルによって、
どんなときでもそのことに関心が向けられる。
昨日、他の政党の議員さんが変な日本語を使っていたが
何もいわれてないようだ。
目立つ存在というもの気の毒なものだ。