1月後半になると大学入試のセンターテストがあり、
報道も新聞記事もあるので、入試シーズンに入ったという
思いがする。
センターテストの日は共通一次の時代から雪が降ることが
多い印象があるが、今年はそんな予報も出なかった。
毎年問題を眺めるのだが、今見ると難しいものだと思う。
英国で取り上げられている話題には時代を感じるし、
自分が受けた共通一次とは似て非なるものであるような
気がする。自分が受けた問題なんて覚えていないけれど…。
今年は、私立中学入試にとって、「サンデーショック」の
年にあたる。(東京・神奈川限定のネタかも…)
例年2月1日から私立中学の入試が始まり、有名中学が
その日を入試日にしている。その2月1日が今年は日曜日に
なっていて、それがショックの背景になる。
日曜日になったため、2月1日から2日に変更する有名校がある。
そのため、例年なら1校しか受験できない有名校が
2校受験できるのである。
そのことで何が起こるか。
有名校やその有名校を目指す受験生が併願する中学校の
志願数が大きく変化するのである。
前回は2004年だったが志願数が例年の5割も違った
学校があったそうである。
チャンスが増えることでライバルも増えるという年なのだ。
巡り合わせとはいえ余計なことに気を配らないといけないのは
気の毒なことである。
神奈川県は1月下旬に県立高校の前期選抜入試がある。
こちらも面接だけでなく、作文が増えたりしたので、
2日がかりの学校もあるようで、気楽に受けられるもの
でもなく、受験生は落ち着かないのではないだろうか。
ことほどさように、入試シーズンは穏やかにはいかない
時期ではあるが、受験生でない生徒だけは学校が休みに
なるので、お気楽かと思っていた。でも、敵もさるもので、
入試休み後に試験をする学校もあるようで、やっぱり、
穏やかにはいかないようである。