みゆきさんのファンクラブのメルマガに本の紹介があった。
それは、『詩の力』という吉本隆明氏がいろんな詩人について
コメントしているもので、そこにみゆきさんも取り上げられていた。
吉本隆明氏の本は読んだことがあるし、彼がみゆきさんの詩を
どのように表現するかに興味を持って、本屋さんでその本を手にした。
ところが、ページ数は少ないし、ユーミンさんとセットで取り上げられているし、
取り上げられている内容はありきたりでがっかりした。
この本がどのような意図で編集されたのかは、
他のページを読んでいないのでわからない。
宇多田ヒカルさんのところだけ、ちらっと見たら、曲は聴いたことがないと
書いてあった。
『詩の力』なので、歌詞を読めばいいのだろうが、
歌詞については、曲にのせての印象と文字を読んでの印象の違いを
取り上げないのは、私には片手落ちに思える。
そんな本に大きく取り上げられてもしゃあないと思うことにした。
まあ、みゆきさんの詩が客観的にどうかという興味はあまりないので、
それだけのことだったということで済ますだけである。