ロンドン五輪も残すところわずか。
私のロンドン時間に合わせた睡眠の取り方ももうすぐ終わる。
そんな時期もあって、五輪をまとめる記事などが上がったりしている。
エキサイトではこんな感じ。
「ロンドンオリンピックは史上最悪の大会だ」と騒がれている理由
エキサイトは期間が来るとリンクの意味がなくなるので、下記に引用する。
そろそろロンドンオリンピックも終盤です。そんななか、目立つのが開催中に起こったとんでもないミスの数々。一部の海外メディアでは「史上最低の大会」とも評されています。
いったいこれまでどんなミスが起こったのでしょうか? まとめてご紹介します。
失態続きのロンドンオリンピック
カナダの『バンクーバー・サン』誌に「ロンドンは史上最低のオリンピックを開催しようと努力している」と酷評されるほど、ミスが目立つ今大会。これまでどんなミスが起こったか、振り返ってみましょう。
●その1:聖火が消える!
今年5月にオリンピック発祥の地であるギリシャで火が灯されてから、8,000人のランナーによりロンドンまで運ばれてきた聖火。この炎、開催中は絶やしてはいけないとされています。
それが、「観光客の見せ物ではない」というロンドンオリンピック組織委員会の判断で開催からわずか2日で炎が消され、聖火台をスタジアムの外から見えない位置に移動してしまったのです。これは前代未聞の事態!
●その2:入場行進に一般人乱入!
開会式のインド選手団の入場行進で旗手とともに先頭に立っていたのは、なんと一般人の女性! 女性はデニムにパーカーという明らかに普段着のいでたち。さらに、行進中には気が付かず、VTRで確認して判明するというありさまです。厳重なセキュリティーが敷かれているはずではないのでしょうか……。
さらにこの入場行進では、誘導ミスにより日本選手団はなぜか会場から退場させられてしまいました。
●その3:国旗が落下して会場騒然!
テニス女子シングルスでは、アメリカの選手が金メダルを獲得。表彰式で選手たちが昇っていく国旗を見つめます。そのとき、風にあおられアメリカ国旗だけが落下! 会場は「あぁ……」という声に包まれ、騒然としてしまいました。
●その4:判定ミス続出!
柔道男子66kg級の海老沼選手と韓国人選手の試合では、優勢だった海老沼選手が判定で負け。しかし、審判のやり直しで判定は一転、勝利しました。
男子体操では審査基準への抗議の末、日本が4位から2位に浮上。
そして、ボクシングの清水聡選手は6度も相手をダウンさせたにも関わらず判定負けに。これも抗議が通り、判定勝ちとなりました。この審判は大会から追放となったとか。
すがすがしいフィナーレをむかえたい!
人間ですからミスが起こってしまうのは仕方ないことですが、多すぎるのは考えもの。実際、誤審を受けた韓国などではいまでも抗議が続いています。
引用終了。
実はこの記事には続きがあり、メダリストへの報奨金について書かれている。関心がおありなら、元ネタでお読みください。
この記事に入っていることで、私が一番驚いたのが、日本選手団の開会式途中退場の件。
なぜ、日本のマスコミは大きく扱わないのか、インドの乱入者よりゆゆしきことではないのかと思った。
エキサイトブログでは
このブログに詳しいのでリンクをご参照いただければと思う。
その他にも、選手村での日本選手団の場所が中心から離れたところにされているとか、食事として、お寿司はあるけどわさびや醤油はないとか、大小日本選手団へのおかしな対応がネットで取り上げられていた。
その真偽や背景はわからないが、日本人は潔いものの、主張すべきところでは毅然とした対応をしてほしいと思うし、その役割をマスコミが果たしてほしいところである。
話題を変えて…。
エキサイトの別の記事で、バトミントンの無気力試合に関するものがあった。
【ロンドン五輪現地レポ】「マジギレしてたのは一部の観客だけ!?」バドミントン無気力試合、実際の会場は……
これも下記に引用する。
英国時間7月31日、ウェンブリー・アリーナで開催されたバドミントン女子ダブルスの中国と韓国の対戦でのこと。中国ペアは開始早々からわざとらしいミスを連続。サーブ権を奪っても、何度もネットに当てて試合を成立させようとしない。世界ランク1位の中国ペアと、世界ランク8位の韓国ペアの戦いとは思えない攻防だった。
後に韓国陣営から「中国が先に仕掛けてきた」と抗議があったが、会場で観戦していた筆者が見ても、明らかに中国ペアの仕業。もっとも、最初のうちは何が起こっているのか理解不能だったが。
筆者の隣にバドミントン関係者らしき人物がいたので、目の前で繰り広げられている不思議な光景について訊ねてみた。すると、顔色を変えずに「よくあること」とあっさり。その後の対戦カードを有利なものにしようと、わざと負ける無気力試合は珍しいものではないという。
ニュース映像などからもわかるように、試合中のブーイングは確かに凄まじいものがあった。
だが、心の底から不満を訴えている声よりも、ブーイングを楽しんでいる方が多かったのが真実。本当に怒っていたのは、あまりバドミントンを知らない一般層のみ。実際は笑いながら見ている観客が圧倒的だった。
とはいっても、やる気の見えないダラダラした試合は退屈だ。続く韓国とインドネシアの対戦でも無気力試合が行われたのだから、うんざりさせられた。
結局、無気力試合が大問題となって、中国、インドネシア、韓国の2ペアの合計4ペアは失格処分に。韓国は未だにこの裁定に不服で、異議を訴えているようなので、オリンピック終了後もひと騒ぎありそうだ。
(取材・文=シン上田)
バトミントンとはそういう競技であるらしい。それなら、本人たちが懸命になるよう対戦相手の決め方を変えるという発想にはならないのだろうか。勝ったチームでの再抽選とか、予選1位のチームからどこを対戦相手にするか決められるとかはどうなのだろうか。
「勝つために負ける」というのは一般人には馴染めない考え方である。
あと選手のインタビューを聞いていて、「感謝」という言葉が多く使われているように感じた。
自分だけでここまで来れたのではないという選手たちの気持ちの表れだと嬉しい。