何を思うか?
退職手当の減額が決まって、その前に駆け込み退職を希望する教師が多数出て、マスコミの記事になり、そういう教師への非難もふきだし、最近では、退職の申し出を撤回した教師が何人あったということが記事になっている。
これは、当然、教師が特殊な職業であることからきている。
それも、2月退職という年度末直前の半端な月で起こっていることもことを大きくしている。
もし、我が子の担当がそういうことをしたら、憤懣やるかたないはずである。
退職手当を気にするということは、ある程度のキャリアのある教師と想像される。
仕事の重みを知っていると思うだけに、そうさせる状況を憂うとともに、教育環境の厳しさも思い知る。
教師の職業としての特殊性が確保されてこそ、その内容の充実に注力できるものだけに、残念な騒ぎだと思う。