道内の出張といえども、特急で近くて1時間半、遠くで4時間かかる。
昼間の移動ならば、たっぷり時間があるので、仕事や読書をしようと用意をしておくが、それほどの時間を費やせない。
理由は、目が疲れるから。
結構、汽車が揺れるのだ。
暖房が効いているので、うとうともするのだが、浅い眠りで目が覚める。
窓側の席にいて、隣の女性がずっと寝ていたりすると、席を立つのもはばかられる。
今日乗った車両が昨年の事故のせいで臨時で使われているリゾート列車なのに、普段より暗い車内で、じっと座るだけの窮屈な移動も、あと30分の我慢となった。