中島みゆきさんのコンサート「一会」。
ファンクラブ対象のチケット申込みをしたのだが、前にも書いた通り、日程が合わなくて、当選するかどうかについてワクワクすることがなく、抽選確認ができる日になった。
でじなみが惨敗だったから更に気持ちが離れていったのに、なみふくで当選した。
来年2月なので、しばらくこの件は忘れるだろう。
それがわかった日と次の週明けに思いがけないことがあった。
いつも使うクリーニング店でワイシャツを出した時と受け取った時の店の方から声をかけられた。
別々のひとだけれど母娘。
出した時は娘さん。
おもむろに今月で辞めるんですという。
理由ははっきり言わず、でも、急に決まったという。
次の仕事も決まってないというので、夏は短期アルバイトでしのぎつつ、じっくり様子見て、職探しだねなど軽く応えた。
3日後、受け取りに行ったら、お母さん。
実は、今月一杯で辞めると言う。
驚いて、娘さんからも辞めると聞いた話しをすると、自分が原因で娘も辞めることになったという。
別れたご主人の母親の葬儀に出たいと職場に休みを申し出たら、認められなかったのがきっかけのようで、一通り事情を話された。
とても辛い出来事だったから、誰かに話したかったのだと思うが、これまで、この親子と身の上話はしたことはない。
どうして、親子して辞める話をしてきたのか。
もしかしたら、常連さんみんなにしているのかもしれない。
私にだけ話す理由は見つからなかった。
なんか、初めて、北海道の人間関係を垣間見た気がした。
これも、一会のなせること、なのだろう。