という感傷はほとんどない。
それは、私が札幌にきたのは仕事のためだけだったからでしかない。
ある日、来月から東京勤務と言われて、先月末で札幌での暮らしが終わった。
そこに、個人の事情や想いはない。
急な話なので、9月に引っ越しはできず、10月の3連休に引っ越しのため、札幌に来ている。
感傷はなくても、最後になるので食事は食べたいところですることにした。
コロンボのカレー。
途中で足らないようだとルーを無料で追加してくる。
しっかり量のある食事になる。
洗濯、お風呂掃除、荷物の整理をして、高雄さんに行く。
タケノコのおでんが食べられなくなるのは残念。
カレーチーズフォンジュと古酒が合うのは発見だった。
千太のラーメン。
塩が好きだったが、新作の煮干しをいただく。
札幌では繊細な味わいなのはここでしか食べていない。
引っ越し荷物を出し、ヘトヘトだった私にちょうどよかった。
不動産屋の立ち会いも終わり、ホテルから向かったのは、晴れる屋さん。
私の札幌での日本酒ライフはここで始まり、ここで終了。
レバーをバルサミコソースで初めて食べてびっくりしたことを思い出す。
すすきのは私には楽しく酔える街でした。
早く引き上げたので、ホテルの部屋で北海道らしいものを食べた。
札幌の同僚に北海道で一番印象に残った場所はどこかと聞かれたことがある。
ピンと来なかった。
今思うと「札幌地下歩行空間」になろう。
札幌の街中で一番歩いた道になる。
仕事帰りにいろんなことを考えながら歩いた。
イベントをいくつも見た。
あんなに道幅の広い地下道は他にないのではないだろうか。
最後の昼食はお寿司と思ったが、目指したお店がお休み。
普段使わなかったお洒落な蕎麦屋でいただいた。
そういえば、北海道では蕎麦をよく食べた。
三連休で飛行機の便の変更がかなわず、新千歳空港をおさらいするようにぐるっと回ったら、結構疲れてしまった。
それもあと30分で飛行機が出る。
野球のクライマックスシリーズをちらちら見ているが、あまり画面が入ってこない。
もう日本ハムの話題はあまり出ないだろう。
そうこうしていると搭乗案内があった。