夏、日差し対策でカミさんがある日種を蒔いたのが、朝顔だった。
弦のために差した棒は台風1回ですっかり倒れたようで、それをカミさんは知らなかったのかほおっていたのか、そのままにしていたら、それでも弦は伸びていた。
でも、エアコンの室外機に絡まったりしていたものだから、私がひとまず上に延びていけるようにだけしたのは、盆休みのことだった。
その後、朝顔は花を咲かせている。
11月になってもだ。
カミさんはそれに感心し、今年採った種を来年蒔いて、きれいな緑のカーテンを作るつもりでいる。
それが実現するかどうかはわからないが、来年も朝顔の花を愛でたいと思う。