子どもだけで観にいった映画で
内容まで記憶があるのは
「宇宙戦艦ヤマト」という世代の私は、
アニメを今でも観たりする。
なかでもガンダムとのつきあいは長い。
長くなったのは、元々のストーリーと異なる
ガンダムが広がって、ひとつの大きな世界が
作られたということによる。
つまり、「ガンダム」という名は共通で、いろんな
作品が20数年作られているのである。
私は俗にいう最初のガンダムにはまった
「ファースト世代」に属していて、
ZZまでの3作品に思い入れがあって
今もガンダムへの興味を持ち続けているわけだ。
どうしてそうなったかはよくわからない。
ニュータイプという人の覚醒にまつわる物語に
魅力を感じたなんていうより、
勧善懲悪でない設定とモビルスーツという
ロボットとどこか一線を画するものの存在に
惹かれたのだと思う。
先週末、「ガンダムSEED DESTINY」が終了した。
ニュータイプからコーディネ-ターという遺伝子操作により
ひとが進化しようとしていく設定に面白さを感じていた。
が、最後は何も物語のまとめがなされなかった。
むしろ続編がないとおかしいと思わせるような終わり方だった。
だからとてもがっかりした。
でも、ガンダムだから次に続くでも何とかなるかと思ったりする。
最終話を観た後、子どもとこの作品は構成ミスだったかという
話をした。
子どもとガンダムが共通の話題になっている。
ここにもガンダムのすごさを感じる。
テレビシリーズは終了したが、
Zガンダムの映画と安彦氏のマンガという楽しみがまだあり、
私とガンダムのつきあいはまだまだ続くのである。