会社の役員の方がオススメの本を読んだ。
『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(前野隆司著、講談社現代新書)
帯に書かれてある下記の内容が本書を全てである。
幸せはコントロールできる!
脳・ロボット学者が解き明かす、そのしくみ
個人の幸福追求、幸せにつながるビジネスのために。
人類にとって役に立つ、学問としての体系的幸福学
幸せの四つの因子
●「やってみよう!」因子
●「ありがとう!」因子
●「なんとかなる!」因子
●「あなたらしく!」因子
私にとって、この本から得た気づきは、上記のように幸せを4つの因子に分析したこと。
そして、非地位材に注目して幸せを化学しようとしていることだった。
4つの因子を上げていくと幸せに近づくということになるのだろうが、それを知ったからといって、著者のように自分を変えられるかどうかはひとによるだろう。
その点では、この本の内容に共感しきれないところはあった。
まあ、本を読んだら幸せになれるほど幸せが簡単に手に入ったら、それはそれでどうかとも思うところ。
自分のことを4つの因子で考えてみた。
「あなたらしく」因子は、私が一番意識していることなので、このままでいいかと思った。
「ありがとう」因子はそうでありたいとは思うし、「やってみよう」因子もそうできたらいいなぁと思っているが、きっとちゃんとはできてはいまい。
「なんとかなる」因子は、私は自分を悲観的楽観者だと思っているので、近いところかとは思ったが、神経質なところが邪魔をしているとも思う。
ということで、幸せを科学して、メカニズムがわかることは、それこそ幸せなことと思うし、現状、自己分析には活かせると思ったけれど、ひとの多様性は無限な気もするので、なかなか一元化は難しいと思うし、それが故にこれさえすれば幸せになるという代物が世の中にたくさん出てきて、それが故に幸せになれない人が出てこなければいいなとも思う。
私は「あなたらしく」あることにこれからも標榜していくだけだ。それで幸せを感じられたら嬉しい。
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