中島みゆきさんのアルバム「ここにいるよ」収録曲からこのブログで触れていない楽曲について取り上げるシリーズ、今回から寄り添い盤に移り、2曲目の「泣きたい夜に」。
この曲は、1980年にリリースされたみゆきさん7枚目のアルバム「生きていてもいいですか」の2曲目に入っている。
失恋の暗い歌で、恨み節として有名な「うらみ・ます」の後に入っている。
なんて暗い時代を泳ぐひな魚のように
泣きたい夜に一人はいけない あたしのそばにおいで
泣きたい夜に一人はいけない あたしの腕においで
この歌詞だけ読んでも、「寄り添い」の曲だと思う。
私はみゆきさんのコンサートでこの曲を聞いているし、記憶の片隅にコンサートの雰囲気がある。
「生きていてもいいですか」は私がみゆきさんのファンになって最初の頃のアルバムでもあり、この曲は印象に残る曲と言える。
この曲を口ずさむなら、このサビのところだけだ。
時に囁くような小さい情けない声で、時に怒鳴り散らすような声で口ずさんできた。
みゆきさんの曲は確かに私に寄り添ってきたのである。