彼はそれを「賢者の投資術」と言った 水瀬ケンイチのインデックス投資25年間の道のり全公開(水瀬ケンイチ著、Gakken刊)を読了。
拙ブログにもリンクしている投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」を執筆されている水瀬氏の最新刊になる。
本の表紙裏にはこのように書かれている。
「いまだに日本の家計金融資産の半分以上が現金や預貯金中心。「投資はこわい」「元本割れが心配」と、一歩踏み出せない人が大多数です。ようやく始めても、「思ったより増えない」と感じ、続けられずにやめてしまう人も多いのが現実です。本書は、そんな“不安”や“モヤモヤ”を感じるふつうの人のための一冊です。著者自身が、投資知識ゼロから始め、25年間にわたって続けてきた実体験をもとに、資産形成のリアルな道のりを公開。数々の失敗や難局を乗り越えながら、どのように投資を続け、「億り人」になったのか。その「具体的な歩き方」が、ここにあります。」
300ページほどある中で、【第1部】実践編というご自身の取り組みにその半分を費やしておられ、まさに実体験の道のりが示されている。
ここまでお書きになるのに相応の覚悟がおありだったのではないだろうか。
【第2部】理論編で「25年間で学んだ投資と人生の5つの真理」と「増やしたお金の今後の使い方・取り崩し方・たたみ方」に触れられているが、私は「投資する意義とそれを踏まえての手順」を確認することができたと思っている。
Q&Aはブログ読者から寄せられた質問を踏まえてお書きになったものだが、私にとって2つ参考になるものがあった。
具体的には「コア&サテライト戦略」と「定年=投資の終わりではない」ということだ。
特に後者は収入の減少に伴ってそういうものかと思っていたので、今後、「コア&サテライト戦略」にどう取り組むかを考えていくのはどうだろうと思っている。
この本は水瀬さんの道のりだが、それをたどったことで自分との比較ができた気がするし、自分の投資をたたむ時に、自分の振り返りができるようでありたいと思った。
私は2008年あたりからインデックス投資をしているが、そのときから、「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」を参考にさせていただいている。
ほったらかすのは得意だが、投資内容をシンプルにできず、リバランスすらほったらかしているいい加減な人間で恐縮だが、このブログに出会えたことで、ひとつのスタイルで投資し続けることができて感謝しかない。
Book in Bookの「日本人向けに最適化したインデックス投資のスタートGUIDE」はまとめの役割もしていてわかりやすかった。

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