この曲は1998年にシングルで発表されています。
が当時の私の記憶には全くありません。
この曲の存在はアルバムに収録されてから知り、
その後かなりたった最近になって明確に意識されました。
こんなみゆきさんからの励ましの歌を
スルーしてきたのは不思議でなりません。
この曲での私のお気に入りのフレーズは
君を映す鏡の中 君を誉める歌はなくても
僕は誉める 君の知らぬ君についていくつでも
あのささやかな人生を良くは言わぬ人もあるだろう
あのささやかな人生を無駄となじる人もあるだろう
でも僕は誉める 君の知らぬ君についていくつでも
特に、「僕は誉める 君の知らぬ君についていくつでも」は
なかなか言ってもらえないことばだけに胸に沁みます。
誰かにも言ってあげてないことばだけに胸が痛いです。
それだけに、この歌を口ずさむときは、この歌詞を
かみ締めています。
ひとを支えるというのはこういうことではないかと
思ったりします。
なかなかできないことですが、大切な誰かに
そんなふうにいえたらいいなと思います。