今回の「夜会」は初めて大阪公演があった。
弟にチケットを取って欲しいと頼まれたことをいいことに
自分の分も用意して観にいった。
同一公演を2度観るのはいつぶりだろう。
会場のブラバは大阪ドームの近くにあった。
このあたりは初めてきたが、大阪という感じはしない。
(大阪ドームという字を見ても…)
開場前に着いたら列がある。
限定販売の時計を求めてのものだろうか。
それとは別に開場直前には結構なひとが並んでいた。
会場に入る。東京と違い夜会の舞台装置模型とポスターが
展示されていた。
なつかしくや時間の経過を感じもし、チケットの値段が
上がっていっているのも確認できた。
そういうことをするには狭いロビーでさらにグッズ売り場も
あるのでかなりひとで混んでいる感じだった。
そんな風景を2階から写真に収めているひとがいた。
彼がかの田村氏だろうか。
舞台の席につく。
コクーンくらい小さいだろうか。違うのは暗くてスモーキーな
印象を与えるところか。
席は左端で残念ながら端は機材で見えないことろがある。
シート自体には特に印象はない。
舞台の内容が大阪になって変わったと分かるほど
細かなことへの記憶はないので変わっていないだろう。
ただ、そんな鈍感な私でも気がついたのは、
みゆきさんの声が前半とくに出づらくなっていたのでは
ということと、ある場面でお線香の香りが実際に感じられた
ことである。
さすがに千秋楽になると疲れもピークなのだろうなと
勝手な想像をする。
大阪と東京での違いを感じたことがひとつある。
それは観客の年齢層。
大阪の方が若い方が多く目についた。
その分、客の熱気があったような気もする。
東京では思いっきり寒かった。大阪で暑いくらいだった。
ただ、その違いを勘違いしただけかもしれない。
でも、季節感が違う中で夜会を全く違う場所で観たというのは
とても新鮮で、いつものことながら私を元気にしてくれた。