って知ってますか?
わが子が受験生になるまで名前だけ知ってて、
要するにこれから受験しようかと思うひとがその学校を
見学する機会と思っていました。
もちろん中身もその通りだったのですが、
3校も行ってみて、学校ごとに違うんだと実感しました。
学校側のスタンスは受験し入学してほしいという感じでした。
過去問なんかまで用意しているところもありました。
資料にはグッズ(タオルなど)が入っていたり、軽食を出して
くれたりします。(ある学校では余ったのでおかわりOKでした。)
まあ、行く方も交通費も時間もかかっているので
これくらいしてもらっても当たり前的にもなりますけど…。
親向けの学校や入試の説明は正直なところ面白くもないし、
資料以上の話はあんまりありませんでした。
子どもにとって、模擬授業は学校選びの参考になる
ようでした。専門分野のイメージが掴めるというのは
大学での勉強を能動的に捉えられるのでいいことだと
思いました。
さて、オープンキャンパスに行く理由は他にもあるのです。
今や大学入試の形式は学力による入試だけではありません。
従来の学力試験による入試は「一般入試」といいます。
それ以外に何があるのといえば、推薦入試・AO入試です。
その形式が学校によって異なるので、名前だけでは内容が
判断しきれません。
で、学校によってはAO入試を受けるにはオープンキャンパスに
参加しないといけないところがあるのです。
そりゃそうでしょう。
「この学校のこういうところに共感し、こんな勉強したいから
入学したい」というのがAO入試の志願基準なんですから…。
現役生が同じ大学を受ける方法が4つも5つもあるのです。
センター試験の結果だけで行う入試もあるのにはびっくりしました。
全く親の時代とは違います。
だから、受験には計画が必要な時代になったように思います。
(例えば、AOは○大、推薦は□大、一般は…というような)
もちろん学力一本でいくスタイルは健在だろうと思いますが。
私大の4割が定員割れという新聞記事を最近みました。
大学全入時代の到来ともいわれています。
本人にオープンキャンパスで「何のための大学か」を感じ取る
きっかけが持てたのならうれしいのですが…。
親としては学費を稼がんといかんとはっきり額がわかる機会でした。