気分が乗らない、ひととは話しもしたくないほど
落ち込んだ気持ちになるということがある。
そこから、どうしたら抜け出すか。
ひとそれぞれにその方法を持っていたりするだろう。
私の場合、お酒、読書、パチンコあたりになるだろうか。
今、『人間の関係』(五木寛之著、ポプラ社刊)を読んでいる。
その冒頭で「鬱からぬけだすための3冊のノート」という
タイトルの話しがある。
五木氏が10年ごとに彼に訪れる鬱の時期を乗り越えた
ノートについて紹介されています。
若い時期から順に「歓びノート」「悲しみノート」「あんがと
ノート」と名づけられ、その時に氏が感じた、歓び、悲しみ、
ありがたいことを綴っていかれたそうである。
五木氏は自分を見つめていく中であるテーマを
綴ることで鬱からぬけだされたようだが、そこまで突き詰め
なくても、ブログで自分を綴っていることで、私は自分が
煮詰まった状態から抜け出すきっかけを得ているのでは
ないだろうかと思い至った。
言葉にすることで自分の気持ちや行動を変えられる。
そんな気がする。