中島みゆきさんのアルバム「世界が違って見える日」収録曲からこのブログで触れていない楽曲について取り上げるシリーズ。
今回は6曲目の「童話」。
この曲はアルバムの公式サイトで取り上げられる情報はない4分もないこのアルバムで一番短い曲。
童話と現実の乖離に関して、大人は子どもにどう説明したらいいのってことをみゆきさんが表現したもの。
プロデューサーの瀬尾さんが田家さんとのインタビューでこうコメントしている。
「割り切らないとダメよ、そうしないと生きていけないので、皆さん「頑張りましょう」という歌です。」
それくらい突き放した印象がある曲だと思う。
この歳になっても童話を読むことのある私がちょっとひねくれて思ったこと。
大人は時代の流れの中で、童話の持っていた現実のこわさを伝えている部分をそこから乖離させる方向に変えていったことを知っておかないといけない。
例えば、「三匹の子豚」はどんなお話だと記憶されているだろうか。
※しばらくの間、以前に書き溜めた記事をあげます。2023年の仲秋の名月は満月ということで、例年以上に注目された。
私はかろうじて少し眺めることができたもののきれいな空でという訳ではなかった。
なので、写真を撮ることもなかった。
次の日、いい天気できれいな空にきれいな月が出ていた。
この月は十六夜。
いざよいは文字通り、ためらいがちに出てきたのだろうが、十五夜よりきれいだった。
※しばらくの間、以前に書き溜めた記事をあげます
コロンです。
お部屋の中で涼しい場所を探さなくてもよくなりました。
そんな昼下がり、ライバルが来ました。
食事の後、なんと彼が私にミカンをくれました。
初めてです。
最初何事かと固まりましたが、ミカンとわかっていただきました。
ライバルだからといって、そこに躊躇はないです。
駅ナカの本屋で目についたミステリーを買って読んだ。
天久鷹央の推理カルテ 完全版(知念実希人著、実業之日本社文庫)
カバーを付けずに車内で読んでいたら、目の前にこの本の広告があった。
まんまと引っ掛かったわけだが、この著者の本は一度読んでみようと思っていたのでよしとする。
本の裏表紙には以下の通り書かれている。
天久鷹央。天医会総合病院、統括診断部の部長を務める彼女は、明晰な頭脳と圧倒的な知識で、あらゆる疾患を看破する。そんな天才医師の元には各科で「診療困難」となった患者が集まり…。原因不明の意識障害。河童を目撃した少年。人魂に怯える看護師。その「謎」に秘められた「病」とは?現役医師が描く本格医療ミステリー、ここに開幕!書き下ろし掌編「蜜柑と真鶴」収録。
完全版ということでこれまでのシリーズをまとめて連続で出していっているようだ。
軽くて読みやすく、主人公の強いキャラクターで話を展開していくミステリーだった。
4つの話をうまくつなげているのだが、最後のエピソードの種が明かされる前にわかってしまった。
医療ミステリーの難しいところなのかもしれない。
私がたまたま患者として知っていることがあったからだ。
まあ滅多にないことなのでこれもよしとする。
楽天ブックスの本の紹介ページに飛びます。
※しばらくの間、以前に書いてものを上げていきます
読売新聞の10月20日夕刊に、「自殺対策白書 高校生「学校の悩み」多数」という記事があった。
政府が今年の「自殺対策白書」を発表をしたことからの記事だ。
今回、高校生の自殺理由について初めて詳細分析をしている。
昨年1年で354人の高校生が自殺していて過去最多だった。
全日制に比べて、定時制・通信制に通う生徒の自殺者に占める生徒数に対する比率が高かった。
自殺理由は、全日制が「学校問題」、定時制・通信制が「健康問題」が一番多く、学校問題以外で高校生が悩んでいることが明らかになった。
昨年5月の男性タレントの自殺により高校生の5月の自殺も予測を上回っていて、「ウェルテル効果」の影響が指摘された。
「ウェルテル効果」とは著名人の自殺報道が他の人の自死を誘発するというもの。
この報道では小中高生の自殺者が過去最多と報じている。
なんとか減少してほしいものだ。
報道内容を制限することで減少が期待できるなら、そうしてほしいものだと思う。